2018.01.19 15:55生活感があってかっこいい家①昔、制作会社でコピーライターをしていた頃は、主に家具や照明器具のカタログや情報誌をつくっていました。商品撮影をするときは、スタジオでセットを組むパターンのほかに、素敵な住宅を借りてロケをすることもよくありました。まだフィルムカメラの時代です。しかも4×5インチの大判フィルムを使い...
2017.12.23 05:28生まれ育った家の記憶私が生まれ、15歳まで暮らしたのは、たぶん昭和初期(もしかしたら大正時代?)に建てられた長屋の端っこの家でした。木戸をくぐって入ると短いアプローチの奥に玄関。玄関には衝立があって、冬は紙、夏は簾でした。玄関の奥には2畳ほどの用途不明な部屋がありました。メインの部屋は6畳と4畳半の...
2017.12.21 06:10ウッドデッキの活用度新築する人にとって、「ウッドデッキ」というのも憧れアイテムの一つのようです。そしてウッドデッキとセットのように、「バーベキュー」というワードも出てきます。取材にうかがっても、「バーベキューがしたくてウッドデッキをつくってもらいました」というお宅は本当に多い。ところが、実際にバーベ...
2017.12.16 07:44オーガニックホワイトもう10年以上前になりますが、ある広告代理店の仕事で、インテリアの提案をしたことがあります。そのころ組んでいたライター3人のチームで考え、提案したひとつに「オーガニックホワイト」というキーワードがありました。「自然素材を生かした白いインテリア」のつもりだったのですが、代理店のオジ...
2017.12.14 18:26図書館みたいな家今までで一番本が多かったお宅は、「引っ越し時に本だけで段ボール300箱」だったという、お2人とも大学教授のご夫婦でした。「本でパンクしては引っ越し」を繰り返し、ついには「この本を収めるには賃貸では無理。注文住宅でなければ」と家づくりを決意されたとのお話。さすが、と思ったのはそこか...
2017.12.13 11:31洗濯物の似合う家洗濯動線は家を考えるうえで結構重要なポイントです。たとえば洗濯機が1階、干すバルコニーが2階にあったりすると、毎日のように濡れて重い洗濯物を持って階段を上らなければならないし、干す場所と片付ける場所が離れていると、ついつい服の山ができてしまいそう。最近は「洗濯物を家の中でハンガー...
2017.12.11 12:31窓に向かうキッチンが好き「キッチンは対面式に」。家を建てるときによく聞く希望の一つです。実際、今では取材にうかがうお宅の9割以上がアイランド型を含む対面式かも。つまり、壁に向かうキッチンは新築住宅では希少です。はじめて家を建てる人は子育て世代が多いので、「子どもの様子を見ながらキッチンに立てる」という理...
2017.12.07 01:37リビング階段が人気だけどリビング(LDK)の中に階段を設ける「リビング階段」が人気です。「子どもが帰宅して自室に直行しないように」という理由の人が多いけど、正直私自身はあまり好きではありません。写真みたいに(実はこの写真はイメージ。無料素材からいただきました・笑)カッコよくて「階段自体をインテリアにしよ...
2017.12.06 01:46写真映えするお宅が増えてきた昔は取材現場に到着してみると、「わ!」というお宅が時々ありました。「素敵!」というわ!じゃなくて、「わ、どうしよう!」のわ!です。ひとつは片付いてないお宅。いや、たぶん片付けようと頑張ってくださったんでしょうが、モノがあふれ出てしまっている。飾ることを想定されてつくられただろう棚...
2017.12.05 10:09無垢材の床が珍しかった時代からフリーのライターとして仕事を始めてもうすぐ30年になります。その前は広告の制作会社で、コピーライターとして主に照明器具や家具のカタログや情報誌をつくっていました。フリーで仕事をしようと思ったとき、好きだったインテリア雑誌に「編集スタッフ募集」の告知を見つけ、「編集のお手伝いはでき...